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- 藤吉 一誠
- 鹿児島大学工学部 応用化学工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Separation of Nickel and Chromium on a Porous Glass-Packed Column Using Nitric Acid and Citric Acid as Eluent
- ショウサン オヨビ クエンサン オ ヨウリエキ ト シタ タコウシツ ガラス ジュウテン カラム ニ ヨル ニッケル ト クロム ノ ブンリ
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抄録
硝酸およびクエン酸を溶離液として多孔質ガラス充填カラムによるニッケルとクロムの分離実験を298 Kにおいて行った.硝酸を溶離液とすると,0.02–0.05 mol/dm3の濃度域において二種の金属が完全に回収され,また0.02 mol/dm3においてこれらの金属がイソクラティックにかつ完全に分離された.0.1 mol/dm3のクエン酸を溶離液とすると,pH 1.7–2.2の領域で二種の金属が完全に分離し,とくにpH 1.7およびpH 2.2においてはイソクラティック溶離が可能であった.このpH域においてはNi2+イオンと同時に溶離するCrOH2+イオンの生成が抑制されるため,二種の金属の完全な分離が可能になったことが考えられた.金属負荷量の減少にともなってクロムの保持体積が増加するのに対してニッケルの保持体積がほとんど変化しないため,分離性能が向上することがわかった.
収録刊行物
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- 化学工学論文集
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化学工学論文集 31 (4), 249-252, 2005
公益社団法人 化学工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679485865856
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- NII論文ID
- 130000018624
- 30014972267
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- NII書誌ID
- AN00037234
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2MXmvFyms7k%3D
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- ISSN
- 13499203
- 0386216X
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- NDL書誌ID
- 7430880
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可