書誌事項
- タイトル別名
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- Clarification of Soot Formation Mechanism by Experiment and DSM.
- ジッケン オヨビ DSM ニ ヨル ススセイセイ キコウ ノ カイメイ
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説明
環境汚染物質の排出低減および省エネルギーを実現するためには, すす生成機構を解明することが重要である. これまで数多くのすす生成に関する研究が行われてきたが, すすが生成される過程は高温ガス中であるため, その生成機構は未だ明らかにされていないのが現状である. そこで, 本研究ではプラズマにより加熱されたアルミナ反応炉において, ベンゼン熱分解反応によるすす生成実験を行うとともに, Discrete-Sectional法を適用することによりベンゼン熱分解反応, 核生成反応, 表面成長反応および凝集を考慮したモデルを構築し, 炉内滞留時間および反応ガス濃度がすす生成機構に及ぼす影響について検討を行った. その結果, 炉内滞留時間が長いほど, また反応ガス濃度が高いほど, 粒子径が大きくなるとともに粒子径分布の幅が狭くなることが示された.
収録刊行物
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- 化学工学論文集
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化学工学論文集 30 (1), 36-42, 2004
公益社団法人 化学工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679485936640
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- NII論文ID
- 130000018799
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- NII書誌ID
- AN00037234
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- COI
- 1:CAS:528:DC%2BD2cXptVOrtg%3D%3D
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- ISSN
- 13499203
- 0386216X
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- NDL書誌ID
- 6833760
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
- OpenAIRE
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可