プロセス変数間の構造解析とシミュレーション手順に基づく知識構造の抽出

  • 猪子 寛司
    東京工業大学大学院理工学研究科 化学工学専攻
  • 松本 秀行
    東京工業大学大学院理工学研究科 化学工学専攻
  • 吉川 史郎
    東京工業大学大学院理工学研究科 化学工学専攻
  • 黒田 千秋
    東京工業大学大学院理工学研究科 化学工学専攻

書誌事項

タイトル別名
  • Knowledge Structuration Based on Cause-and-Effect Relationships between Process Variables and Simulation Procedure
  • プロセス ヘンスウケン ノ コウゾウ カイセキ ト シミュレーション テジュン ニ モトズク チシキ コウゾウ ノ チュウシュツ

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抄録

化学プロセスの問題をシステマティックなアプローチにより解決するためにはシミュレーションが重要な役割を果たす.特にシミュレーションソフトウェアを利用することにより,モデル知識の理解の一部を省略することができるため,問題解決にかける時間を短縮できる.しかし,理解を省略した部分に問題の本質がある場合,計算結果から有用な考察ができない問題がある. そこで本論文では,Interpretive Structural Modeling(ISM)によって表現されたプロセス変数間の因果関係に基づいた知識構造を抽出することにより,理解を省略したモデル知識を明らかにする方法を提案する.そして,粒子沈降シミュレーションを対象として本手法の有用性を例示する.

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