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- 三門 正吾
- 千葉大学高大連携企画室
書誌事項
- タイトル別名
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- Electric Flux Density D and Magnetic Field H
- デンソク ミツド D ト ジバ H ニ ツイテ
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説明
力の場である電場Eと磁束密度Bとは独立に,電束密度Dと磁場Hを定義する。空間のある点の電束密度はその点の電場を打ち消す単位面積あたりの電荷で定義する。同様に磁場はその点の磁束密度を打ち消す単位長さあたりの電流で定義する。このことは,導体板と超伝導体棒を用意することによって実現できる。この定義は,誘電体がある場合にも,また,磁性体がある場合にも有効である。真空中におけるEとDを結びつけるのは真空の誘電率であり,BとHを結びつけるのが真空の透磁率である。DとHの定義からマクスウェル-アンペールの法則は極めて容易に導かれる。
収録刊行物
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- 物理教育
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物理教育 57 (2), 112-116, 2009
日本物理教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679492356992
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- NII論文ID
- 110007488147
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- NII書誌ID
- AN0021972X
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- ISSN
- 24321028
- 03856992
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- NDL書誌ID
- 10339522
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可