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- 小林 幸夫
- 創価大学工学部情報システム工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Rules of Arithmetic of Physical Quantities : Meaning of Unit Quantities
- ブツリリョウ ノ 4ソク エンザン ノ シクミ タンイリョウ ノ イミ
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抄録
測定とは,対象の量が単位量の何倍かを求める操作である。この立場から,物理化学では物理量=数値×単位量の表現を採用する。しかし,物理教育では,単位が量ではないという誤解が生じている。このため,数値と単位量の積の意味が物理教育の中で正しく普及していない。単位が量だからこそ物理量の四則演算が成り立つ。量計算は,高校数学のベクトル算法と同じしくみの計算である。この事情を線型代数の基礎を踏まえて解説する。
収録刊行物
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- 物理教育
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物理教育 53 (4), 326-331, 2005
日本物理教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679493106048
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- NII論文ID
- 110007491262
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- NII書誌ID
- AN0021972X
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- ISSN
- 24321028
- 03856992
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- NDL書誌ID
- 7783349
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可