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- 小林 幸夫
- 創価大学工学部情報システム工学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Significance of the Wavelength in Explanation of Doppler Effect
- オト ノ ドップラー コウカ ノ ゲンイン ニ タイスル ハチョウ ノ イミ
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抄録
音のドップラー効果は,音源と観測者との間に相対速度があるとき,観測者の聞く音の振動数が音源の振動数と異なるという現象である。音源,観測者が媒質に対して運動している場合でも,両者の間に存在する音の波長は,どちらから観測しても等しい。この観点から,ドップラー効果を理解することができる。高校物理教育で,波長を介さずにドップラー効果の表式を導く方法を提案している事例がある。しかし,このような方法でも,波長を無視しているのではなく,観測者と音源とのどちらから観測しても音の波長が等しいことに基づいている。
収録刊行物
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- 物理教育
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物理教育 59 (2), 108-111, 2011
日本物理教育学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679493243392
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- NII論文ID
- 110008673374
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- NII書誌ID
- AN0021972X
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- ISSN
- 24321028
- 03856992
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- NDL書誌ID
- 11146943
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可