ハイブリッド変調方式を用いた10kW中波ラジオ送信機の開発 : 無線・光伝送

書誌事項

タイトル別名
  • Development of a 10kW Medium-Wave Radio Transmitter using Hybrid Modulation

抄録

ディジタル音声信号から直接、振幅変調波を得ることのできる出力10kWの新方式(ハイブリッド変調方式)中波ラジオ送信機を開発・実用化した。本送信機は、3台の5kW送信機から構成されており、このうち2台を常時、並列運転し、残りの1台を待機予備とするシステムを採用している。各5kW送信機は、15台の出力750Wのスイッチング型電力増幅器と1台のアナログ型電力増幅器(750W)、14ビットのA/D変換器、D/A変換器(下位10ビットを再びアナログ信号に変換)を含む励振制御部・電力加算部、バンドパスフィルタなどから構成されている。10kW送信機としての総合能率は、約81%、SN比は71dB、ひずみ率は0.4%以下であり、従来の送信機に比べて良好な特性が得られた。

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被引用文献 (1)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679497499136
  • NII論文ID
    110003679356
  • DOI
    10.11485/tvtr.18.66_7
  • ISSN
    24330914
    03864227
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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