声質を保存した歌声のピッチ変更に関する基礎実験 : 線形予測符号化の応用

書誌事項

タイトル別名
  • A Basic Experiment of Voice Pitch Changing to keep the Singer's Personal Feature

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説明

我々が歌う場合通常、楽器の伴奏の下に歌うわけだが、(1)曲の音程が自分の音域より高い、(2)歌う間にテンポがずれる、(3)本来の音程からずれた音程で歌ってしまう、などがしばしば発生してしまう。(1)の問題は転調して曲のキーを変化させれば容易に解決するが、それ以外の問題については現在のところこれといった有効な手法がない。特に(3)の問題について市販製品でピッチ補正を行うと、歌声は個人の特性情報が変質してしまい、ひどく不自然な歌声になってしまう。そのため、個人の特性情報を保存したままピッチ情報のみを修正する必要がある。音声のピッチ変更の方法についてこれまで様々な方法により実験が行われてきたが、我々は音声の合成、符号化等で広く用いられている線形予測符号化により、人の歌声に応用して歌声のピッチ補正に関する基礎実験をおこなった。

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参考文献 (17)*注記

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詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679498554112
  • NII論文ID
    110003679884
  • NII書誌ID
    AN00352231
  • DOI
    10.11485/tvtr.19.59_13
  • ISSN
    24330914
    03864227
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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