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- 北脇 信彦
- 筑波大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Perceptual QoS Assessment Methodology for IP Telephony
- IP電話の知覚QoS評価法
- IP デンワ ノ チカク QoS ヒョウカホウ
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抄録
インターネットプロトコルで動作するIP (Internet Protocol)電話が注目を集めている.ユーザ利益の保護という観点、及び通信事業者間の競争という観点から、ユーザ要望を反映したIP電話の品質評価・品質設計・品質管理が必要である。 ITU (International Telecommunication Union:国際電気通信連合) Study Group 12 では、ネットワークと端末機器のend-to-end通信品質(知覚QoS: Quality of Service)を研究している。本論文では、IP電話における主な品質要因に対する知覚QoS評価法の標準化動向について述べる。 ITUではend-to-end通信品質の基本をオピニオン評価においている。主たる伝送品質測度としてはオピニオン値(MOS)と対応づけたラウドネス定格(LR)を用い、種々の品質要因は個別に規定されていることを述べる。個別品質要因については、IP電話でとくに重要な音声符号化方式及びパケット損の品質評価法について述べる。さらに、品質要因が複合して存在するときの総合の品質を推定するオピニオンモデル(E-モデル)について述べる。
収録刊行物
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- 映像情報メディア学会技術報告
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映像情報メディア学会技術報告 26.47 (0), 29-34, 2002
一般社団法人 映像情報メディア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679502586112
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- NII論文ID
- 110003671544
- 10011696817
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- NII書誌ID
- AN1059086X
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- ISSN
- 24241970
- 13426893
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- NDL書誌ID
- 6297731
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可