ロボット間通信のための機能的階層符号化(通信品質,メディア・インタフェース及び一般)

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タイトル別名
  • Functionally Layered Coding for Robot to Robot Communication
  • ロボット間通信のための機能的階層符号化
  • ロボットカン ツウシン ノ タメノ キノウテキ カイソウ フゴウカ

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抄録

本報告では、人とロボットが映像情報を共有する、ロボットビジョン・ネットワークにおいて、ロボット間通信時のデータ伝送量を低減できる、機能的な階層符号化方式を提案する。従来の符号化方式は、一般に人の視覚特性を考慮して設計される。これに対し提案方式は、ロボット間での通信時には、ロボットが自己位置推定するのに(自己位置推定という機能に)必要な情報のみを伝送する。また、人が映像を閲覧する際には、追加分のみを更に伝送する。このように、ロボット用の通信データと、人用の追加データとに階層化して符号化伝送することで、通信路が持つ限られた伝送帯域の有効活用が可能となる。

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