テンプレート保護型生体認証の標準化動向と評価方法ガイドライン : ITU-T SG17課題9:テレバイオメトリクスを取り巻く状況(メディア処理とバイオメトリクス及び一般)

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タイトル別名
  • Trend of Standardizing on Biometric Template Protection Technologies and Evaluation Guideline : Status of ITU-T SG17 Q.9: Telebiometrics
  • テンプレート保護型生体認証の標準化動向と評価方法ガイドライン--ITU-T SG17 課題9:テレバイオメトリクスを取り巻く状況
  • テンプレート ホゴガタ セイタイ ニンショウ ノ ヒョウジュンカ ドウコウ ト ヒョウカ ホウホウ ガイドライン ITU T SG17 カダイ 9 テレバイオメトリクス オ トリマク ジョウキョウ

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抄録

金融機関や入国管理などにおいて,指紋や静脈を利用した本人認証技術の導入が進んでいるが,金融ICカードへの普及は全体の5.5%程度と一般利用者への広がりは伸び悩んでいる.この普及の妨げの要因のひとつとして,生体情報のプライバシー保護への杞憂がある.この阻害要因の技術的な対策の一つとして,テンプレート保護型生体認証があり,技術の成熟を待たずしてISO/IEC JTC1/SC27やITU-TSG17において標準化に向けての議論が進んでいる.本報告では,ITU-Tにおける標準化動向を中心にまとめるとともに,標準化の課題として検討を進めているテンプレート保護性能の評価方法ガイドラインについて概要を述べる.

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