書誌事項
- タイトル別名
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- Flicker Reduction for Motion-JPEG 2000 Using Wavelet Shrinkage
- ウェーブレット縮退法を用いたMotion-JPEG 2000のフリッカー低減
- ウェーブレット シュクタイホウ オ モチイタ Motion JPEG 2000 ノ フリッカー テイゲン
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抄録
デジタルシネマの動画像符号化方式として,Motion-JPEG2000が既に採用されている.Motion-JPEG2000は,動き補償等のフレーム間符号化を行わないため,映像の編集や加工が容易であるという利点があるが,高圧縮時にフリッカーアーティファクトを生じるという問題があった.フリッカーアーティファクトは,ウェーブレット変換のシフト不変性の欠如に起因する輝度値の微小な変動によるちらつきとして感知される.本稿では,このフリッカーアーティファクトをランダム雑音として考え,時間方向にウェーブレット縮退法を適用する,フリッカーアーティファクトを低減する新しい手法を提案する.また,様々な動画像を用いてフリッカー低減処理を行い,得られた実験結果を主観的または客観的に評価する.さらに,使用するウェーブレット変換の種類、分解レベルや閾値処理等について考察する.最後に,従来法との比較を行い,本手法がフリッカー低減に効果があることを示す.
収録刊行物
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- 映像情報メディア学会技術報告
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映像情報メディア学会技術報告 33.55 (0), 53-58, 2009
一般社団法人 映像情報メディア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679502734464
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- NII論文ID
- 110007521873
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- NII書誌ID
- AN1059086X
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- ISSN
- 24241970
- 13426893
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- NDL書誌ID
- 10501312
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可