重なりに依存しない顔領域抽出法の検討(バイオメトリクスシステムおよび一般)

書誌事項

タイトル別名
  • Study on a Robust Extraction Method of Each Facial Region from a Seine Including Occluded Faces
  • 重なりに依存しない顔領域抽出法の検討
  • カサナリ ニ イゾン シナイ カオ リョウイキ チュウシュツホウ ノ ケントウ

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抄録

本論文では顔領域抽出に用いる特徴として肌色,頭髪,頭部形状,口唇らの情報およびオプティカルフローを採用しこれらによる抽出法を提案する.特に,オプティカルフローの分布により顔領域が重なっている領域か単一の頭領域かを判別できることを示す.この判別処理により単一頭領域と判定された場合は顔領域の抽出を行い,重なっていると判定された場合はオプティカルフローの変移により優先順位を決定し,前後関係を認識して領域を分割している.コンピュータシミュレーションにより,1929フレーム中顔領域が正確に抽出できたのは91.7%という結果となり本提案手法の有効性を示すことができた.

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