分散メモリ型並列計算機による高解像度ボリュームレンダリング(バイオメトリクスシステムおよび一般)

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タイトル別名
  • High-Resolution Volume Rendering on Distributed-Memory Parallel Machines
  • 分散メモリ型並列計算機による高解像度ボリュームレンダリング
  • ブンサン メモリガタ ヘイレツ ケイサンキ ニ ヨル コウカイゾウド ボリュームレンダリング

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抄録

医療分野においてガンの早期発見などを目的として,ボリュームレンダリング(VミR)が利用されている.本研究では高解像度のボリュームデータ(VD)に対して実時間VRを実現するために,分散メモリ型並列計算機上で動作する並列VR手法を提案する.提案手法は,Segmented Ray-Casting法を基に(I1)画像合成における通信量の削減および(I2)負荷分散を実現する.(I1)では通信量を削減できるプロセッサの組に着目し,(I2)では医者の視点が連続的に移動する点に着目する.128CPU構成のPCクラスタを用いた実験の結果,提案手法は従来手法と比較して約2.7倍高速であり,解像度が1024^3のVDに対して秒間1.5回のVRを実現できた.

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