人工的運動視差を用いた遠距離用3Dディスプレイ : イメージサイズの効果(ディスプレイ一般)

  • 上平 員丈
    神奈川工科大学ヒューマンメディア研究センタ
  • 鈴木 雅洋
    神奈川工科大学ヒューマンメディア研究センタ

書誌事項

タイトル別名
  • 3-D Display Using Artificially Generated Motion Parallax for Extended-Depth Perception : Effect of Psychological Factors of Image Size
  • 人工的運動視差を用いた遠距離用3Dディスプレイ--イメージサイズの効果
  • ジンコウテキ ウンドウ シサ オ モチイタ エンキョリヨウ 3Dディスプレイ イメージサイズ ノ コウカ

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抄録

表示対象に人工的な運動視差を与えて,その奥行き知覚位置を数十m〜数百mの遠距離において制御する方法について,表示対象のサイズの効果について調べた.人工的運動視差の大きさと表示対象のサイズをパラーメターとした主観評価から,以下のことを明らかにした.i)運動視差は.数十m〜数百mの遠距離範囲で奥行き知覚の支配的要因となるが,正確な奥行き知覚を与えるほどには影響力は大きくない.ii)しかし,運動視差と表示対象のサイズの効果を組み合わせることにより,奥行き知覚をより正確に与えることが可能となる.

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