書誌事項
- タイトル別名
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- Comparison between the estimation of the attentional state based on reaction time and that based on pupil response
- 反応時間と瞳孔径変動に基づいた注意状態推定の比較
- ハンノウ ジカン ト ドウコウケイ ヘンドウ ニ モトズイタ チュウイ ジョウタイ スイテイ ノ ヒカク
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説明
人は視線を向ける方向とは別の方向に注意を向けることができる.そして,注意を向ける位置の輝度に応じて瞳孔径が変化し,注意対象の刺激変動周波数と瞳孔径の変動周期が同期することが示されている.しかし,注意状態によるパフォーマンスの違いと瞳孔径の変動との直接的な関係はこれまで示されてはいない.そこで本研究では,刺激変動周波数に同期する瞳孔径変動周波数のパワーと,注意状態を示す認知課題指標である対象検出反応時間を比較し,それらの間の関係性を見いだすことを目的とした.実験では,被験者の注意状態を統制することで,認知課題のパフォーマンスおよび瞳孔径変動特性との関連を分析した.その結果,瞳孔径変動周波数のパワーと反応時間の間に相関があることが示唆された.
収録刊行物
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- 映像情報メディア学会技術報告
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映像情報メディア学会技術報告 39.43 (0), 19-22, 2015
一般社団法人 映像情報メディア学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679504791040
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- NII論文ID
- 110010016001
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- NII書誌ID
- AN1059086X
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- ISSN
- 24241970
- 13426893
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- NDL書誌ID
- 026982949
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可