可変長スタブを用いたマルチバンドRF回路設計法の試作評価(学生および若手発表,アンテナ伝搬における学生若手発表および一般)

書誌事項

タイトル別名
  • Prototype Evaluation of a Design Method Using Tunable Shorted Stubs for Multiband RF Circuits
  • 可変長スタブを用いたマルチバンドRF回路設計法の試作評価
  • カヘンチョウ スタブ オ モチイタ マルチバンド RF カイロ セッケイホウ ノ シサク ヒョウカ

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抄録

本報告では,動作周波数帯域を切り替えることができるマルチバンドRF回路の新たな設計法を提案し,その試作回路の評価結果について報告する。提案する回路構成は,RF回路の入出力端子に可変長ショートスタブを装荷し,そのスタブ長を電気的に変えることにより動作周波数を切り替えようとするものである。ショートスタブはリアクタンス素子として動作するため,可変長スタブを装荷する前の規格化コンダクタンスを1とする必要がある。本稿ではまず,2バンド切替増幅器を例として,この規格化コンダクタンスを1とするためのプリマッチング回路の設計法について詳述し,PINダイオードスイッチを用いた可変長スタブの構成法を提案する。さらに,試作回路により0.8GHz帯と2GHz帯で動作帯域を切り替えることができることを示し,本設計法の妥当性を検証する。

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