マルチスレッド設計によるインタラクティブなグルーヴ可視化(画像処理・感性,映像表現・芸術科学フォーラム2016)

書誌事項

タイトル別名
  • Interactive Groove Visualization via Multithreaded Design
  • マルチスレッド設計によるインタラクティブなグルーヴ可視化
  • マルチスレッド セッケイ ニ ヨル インタラクティブ ナ グルーヴ カシカ

この論文をさがす

抄録

グルーヴとは,演奏における音のうねり,リズムのノリや一体感などを表す,よい演奏に必要不可欠な要素のひとつである.グルーヴ可視化は,音楽的センスや聴力の個人差によらないグルーヴの習得や音楽経験に制限されない音楽の感動の共有など,さまざまな応用につながる.本稿では,MIDI信号として入力された音楽をインタラクティブに図形に変換する,直感的なリズム可視化システムSeeGroove2を提案する.演奏された音符それぞれに対して点をプロットし,滑らかに補間することにより,リズムパターンを多様な形に表現する.演奏に対してインタラクティブに図形が変化するので,ユーザは音楽の移り変わりを視覚的に感じることができる.このインタラクティブ性は,1,920Hzで動作する入力系スレッドと60Hzで動作する計算・描画系スレッドのマルチスレッド設計によって実現されている.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ