ドライバーの行動計測に基づく運転技能評価手法の有効性検証 : 教習所指導員の主観評価との相関を用いた解析(感性情報処理とマルチメディア技術および一般)

書誌事項

タイトル別名
  • A Validation Study of Behavior Based Driving Skill Evaluation Method Using Correlation Analysis with Driving Instructor's Evaluation
  • ドライバーの行動計測に基づく運転技能評価手法の有効性検証--教習所指導員の主観評価との相関を用いた解析
  • ドライバー ノ コウドウ ケイソク ニ モトズク ウンテン ギノウ ヒョウカ シュホウ ノ ユウコウセイ ケンショウ キョウシュウジョ シドウイン ノ シュカン ヒョウカ ト ノ ソウカン オ モチイタ カイセキ

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抄録

近年,自動車や道路に対して様々な改良がなされた結果,交通事故件数は減少傾向にあるが,依然として高い水準を保っている.これに対し筆者らは,装着型センサで計測した運転行動データに加え,交差点のもつ地形的特性や周辺交通状況をも考慮した運転技能評価手法により,ドライバーの安全意識の向上を図るアプローチを提案している.今回,予防安全面から見て提案手法による評価がどの程度意味のあるものなのか,その有用性を調べるため,教習所指導員による主観的な技能評価との比較を行った.38人のドライバーを被験者とした公道走行実験の結果,安全運転の専門家である指導員の評価結果と相関係数0.71の関連がある事を示し,提案手法の予防安全面での有用性を確認した.

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