赤外線ドットパターンと赤外線カラーステレオカメラを用いた奥行き推定手法(スポーツ映像解析,および一般)

書誌事項

タイトル別名
  • Depth Estimation Method using an Infrared dot Image Projector and a Stereo Pair of Infrared Color Cameras
  • 赤外線ドットパターンと赤外線カラーステレオカメラを用いた奥行き推定手法
  • セキガイセン ドットパターン ト セキガイセン カラーステレオカメラ オ モチイタ オクユキ スイテイ シュホウ

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抄録

本稿は,1台の赤外線プロジェクタと2台の赤外線カラーカメラで構成されたカメラアレーを用いて,被写体の奥行きを推定する手法を提案する.プロジェクタは赤外線のドットパターンを照射し,赤外線カラーカメラは,パターンが投影された赤外線画像とパターンのないカラー画像を同時に撮影する.奥行きは,赤外線ステレオ画像から生成したCost volumeに対して,Cross-based Local Multipoint Filter (CLMF)によるCost volume filteringで処理した上で推定する.この際,カラー画像はCost volume filtering処理のガイド画像として用いる.また,視差値を選択する際に,水平ライン毎のグラフカット処理を導入することにより,ベースラインの長いステレオ画像からの奥行き推定を安定化した.実空間で撮影した画像から奥行きを推定する実験を行い,提案手法の有効性を示す.

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