円形凸起を有するコンクリート壁周囲のCIP法による電波伝搬解析(学生若手発表,学生若手発表および一般)

書誌事項

タイトル別名
  • An Analysis of Electromagnetic Wave Propagation around a Concrete Wall with Regular Round Convexities by CIP Method
  • 円形凸起を有するコンクリート壁周囲のCIP法による電波伝搬解析
  • エンケイ トッキ オ ユウスル コンクリートヘキ シュウイ ノ CIPホウ ニ ヨル デンパ デンパン カイセキ

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抄録

トンネルや地下街における無線通信環境改善に関する研究の一環として、これまで、建造物周囲を伝搬する電磁波を電磁波解析と実験により建造物構造を考慮して解明してきた。本論文では、コンクリート壁表面に設けた周期構造の円形凸起が、反射波に与える影響をCIP法(Constrained Interpolation Profile Scheme)による2次元電波伝搬解析を用いて検討している。シミュレーション結果は、円形凸起を有するコンクリート壁からの反射波の方が平らな場合に比べて高くなることがある事を示している。つまり、円形凸起の周期間隔に依存してコンクリート壁面からの反射電界強度が周波数特性を持つことが分かった。円形凸起を活用する応用例として、L字曲がりを有するトンネルモデル内を伝搬する電波の円形凸起の有無による変化を示している。

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