転写モールド法による量子ドットLEDの作製(ディスプレイ材料・製造技術シンポジウム)

  • 中本 正幸
    静岡大学大学院工学研究科,電子工学研究所
  • 文 宗鉉
    静岡大学大学院工学研究科,電子工学研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Quantum Dot LED fabricated by Transfer Mold Method
  • 招待講演 転写モールド法による量子ドットLEDの作製
  • ショウタイ コウエン テンシャ モールドホウ ニ ヨル リョウシ ドット LED ノ サクセイ

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説明

量子ドットデバイスは,高色純度ディスプレイやランプ,太陽電池など様々なデバイスに応用が期待されている.量子ドットを均一に再現性良く配置することが重要である.本研究では,中本研独自の均一性・再現性に優れた転写モールド法を用いて作製したモールド型量子ドット発光デバイス(LED)を作製し,従来の平面型より高輝度な発光を目指した.モールド型量子ドットLEDの輝度は平面型と比較して,633倍に上がった.モールドに量子ドットを配置することで,キャリアの注入効率が上がったため,輝度が高くなったと考えられる.転写モールド法によるモールド型量子ドットLEDは,従来の平面型と比較して高輝度を実現する可能性を示した.

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