書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Amino Acid Fermentation. Part VIII
- アミノサン ハッコウ ニ カンスル ケンキュウ 8
- On the Mechanism of Conversion of L-Glutamic Acid Fermentation to Succinic Acid Fermentation. (1)
- L-グルタミン酸発酵からコハク酸発酵への発酵転換の機作について(その1)
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抄録
(1) L-グルタミン酸生産菌Brevibacterium divaricatum nov. sp. S-1627は培地中のビオチン濃度を高め,または通気量を減少させることによって, L-グルタミン酸発酵からコハク酸発酵へ発酵転換を行う.<br> (2) コハク酸生成条件下では同時に多量の乳酸が生成される.この両者は互いに他のものが生成される際の中間生成物とは考えがたい.<br> (3) 本菌は酢酸,乳酸,グルコースをきわめてよく酸化するが,リンゴ酸,フマル酸,コハク酸等のTCAサイクルのC4ジカルボン酸の酸化は弱い.しかしながらビオチン過剰の培地に生育した菌体は,これらのC4ジカルボン酸の酸化能が高まっている.<br> (4) 本菌は一般に各種有機酸から好気的にはα-ケトグルタル酸を生成し,コハク酸を生成しない,また嫌気的にはコハク酸を生成し, α-ケトグルタル酸を生成しない.しかしながらフマル酸,リンゴ酸からは好気的,嫌気的の区別なくコハク酸が生成される.<br> (5) トレーサー実験の結果では嫌気的にはほぼ1:1,好気的にもそれに近い割合で炭酸ガスがコハク酸に固定される.<br> (6) 以上の結果から本菌によるコハク酸生成の主経路はフマル酸の還元による経路であると認められる.
収録刊行物
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- 日本農芸化学会誌
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日本農芸化学会誌 35 (9), 855-861, 1961
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679510245376
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- NII論文ID
- 130001230577
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- NII書誌ID
- AN00196191
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- ISSN
- 18836844
- 00021407
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- NDL書誌ID
- 9172638
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可