L-スレオニン醗酵(第1報)

書誌事項

タイトル別名
  • L-Threonine Fermentation. Part I
  • ビセイブツ ニ ヨル L-ホモセリン ノ L-スレオニンヘ ノ ヘンカン L-スレオニン ハッコウ 1
  • Microbial Conversion of L-Homoserine to L-Threonine
  • 微生物によるL-ホモセリンのL-スレオニンへの変換

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抄録

Micrococcus glutamicus 534-Co 147スレオニン要求株によるL-ホモセリンの生産が可能になったので,さらにこのL-ホモセリンをL-スレオニンに有効に変換しうる微生物を広く検索し,次の結果を得た.<br> (1)多数の微生物がこの目的にかなうことを認めた.<br> (2)これらの微生物のうち,あるものはL-ホモセリンを培地に加える時期によりかなり大幅にL-スレオニンの生成量が変動することを見出した.すなわちL-ホモセリンを培養の当初に加えるとL-スレオニンの生成量の多い株としてはCorynebacterium simplex, Micrococcus glutamicusのmethionineiess, leucineless,cystinelessであり,一方,培養開始後適当な時期に加えた方がよい菌株はVibrio percolans, Xanthomonas citri, X. pruni, Brevibacterium lyticum, B. linens, Sarcina lutea, Corynebacterium rathayi, Micrococcus luteus, M. variansがあった.

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