発酵法による核酸関連物質の生産(第10報)

書誌事項

タイトル別名
  • Production of Nucleic Acid Related Substances by Fermentative Processes. Part X
  • ビセイブツ ノ ピリミジン ヨウキュウ ヘンイカブ ニ ヨル オロチジン オヨビ オロチンサン ノ チクセキ
  • Accumulation of Orotidine and Orotic Acid by Pyrimidine-Auxotrophic Mutant of Microorganisms
  • 微生物のピリミジン要求変異株によるオロチジンおよびオロチソ酸の蓄積

この論文をさがす

説明

Micrococcus glutamicus, Corynebacterium rathayi, Brevibacterium ammoniagenes, Bacillus subtilisのピリミジン要求株がオロチン酸とオロチジンを培養液中に蓄積することを示した. Escherichia coliのアミノ酸要求株はオロチン酸のみを蓄積した.<br> M. glutamicus No. 9824のオロチン酸蓄積は酵母エキス濃度が2%の時最大で,オロチジンの蓄積は4%の方が大であった. Brev. ammoniagenesのオロチン酸,オロチジンの蓄積は酵母エキス濃度が高い(4%)場合が最大であった.<br> M. glutamicus No. 9824は尿素を窒素源として培養中, pHを間けつ的に中性に調整した場合オロチン酸を6mg/ml蓄積し, NH4Clを窒素源とした場合オロチジンを2.6mg/ml蓄積した.<br>合成培地におけるオロチン酸,オロチジンの蓄積は,M. glutamicus No. 9824, Brev. ammoniagenes No. 7349のいずれの場合もウラシル50~100μg/mlで最大で, 200μg/mlでは著しく低かった.

収録刊行物

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ