ミクロフルオロメーターを使用する植物組織内フラビン総量,遊離型-フラビン,エステル型-フラビンの測定法及びその含量

書誌事項

タイトル別名
  • Studies on the Fluorometric Measurement of Total-flavin, Free-flavin and Ester-flavin in Plant Tissues Using Micro-fluorometer
  • ミクロフルオロメーター オ シヨウ スル ショクブツ ソシキ ナイ フラビン ソウリョウ , ユウリガタ フラビン , エステルガタ フラビン ノ ソクテイ オヨビ ソノ ガンリョウ
公開日
1956
DOI
  • 10.1271/nogeikagaku1924.30.11_690
公開者
公益社団法人 日本農芸化学会

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説明

ミクロフルオロメーターによる八木のルミフラビン螢光測定法を植物試料に適用するに当り, 2, 3の考察を行つた.<br> I. フラビン総量の測定に際しては<br> (1) 温水浸出後, TCA処理による測定阻害物の除去法が良好である.その条件を決定した.なお温水浸出に当り稀釈率は40倍以上が望しい.<br> (2) フィルターの組合せは植物試料についてもUV-2及びAKA-B2が良好である.<br> (3) 植物組織中フラビン含量は一般に葉に多く茎に少い.葉のフラビン含量は新鮮物1g中1.5~7.0γ位で3.0~5.0γのものが多い.組織中特殊な例として,そらまめのへそ中40.0~50.0γ/g,根瘤中8.0γ/gの高濃度が見出された.この有する意義については目下検索中である.<br> II. 遊離型-フラビン,エステル型-フラビンの分別定量に際しては<br> (1) BzOH処理後,ミルフラビン螢光測定法を適用する測定方式を定め,計算式を提案した.<br> (2) 植物組織内エステル型-フラビン/フラビン総量の値は組織により異るが,ほぼ40~70%で動物に比して低い.<br> (3) 植物葉中エステル型-フラビン/フラビン総量の値は光の影響,バイラス感染のような諸生理現象に対し,相当動的に行動するように思われる.

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