書誌事項
- タイトル別名
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- Effects of Auditory Lead Cue Stimulus on Human Operator's Reaction Time
- チョウカク センコウ テガカリ シゲキ ニ ヨル チュウイ カンキ ガ ニンゲン ソウサシャ ノ ハンノウ ジカン ニ アタエル エイキョウ
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説明
予防安全の観点から,手動制御時における注意喚起の手法を確立させることは重要である.本研究では,注意喚起のために聴覚先行手がかり刺激が提示される作業時の,視覚目標に対する反応時間について実験的に検討した.この聴覚刺激には有意音(視覚目標の出現方向を発話する音声)と無意音(正弦波,三角波)を用いた.各音の提示方法には,表示装置両側に設置されたスピーカから同時に聴覚刺激を提示する方法Iと視覚目標出現と同じ方向のみから提示する方法IIを用いた.その結果,有意音提示もしくは提示方法IIにおいて,反応時間は短くなり,また反応時間が最短となる先行時間は,無意音提示の方がより短くなることを示した.さらに聴覚刺激の差異により,実験画面内での相対的に反応時間が短くなる(注意を向けている)領域が異なることも明らかにした.以上より,注意喚起のための聴覚先行手がかり刺激の提示手法に関する有用な知見を得ることができた.
収録刊行物
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- 人間工学
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人間工学 48 (1), 17-26, 2012
一般社団法人 日本人間工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679515553408
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- NII論文ID
- 10031166181
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- NII書誌ID
- AN00199371
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- ISSN
- 18842844
- 05494974
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- NDL書誌ID
- 023529976
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可