書誌事項
- タイトル別名
-
- Behaviors of Drunken Passengers Predicting Fall from Platform or Contacts with Train Cars
- プラットホーム カラ ノ テンラク ヤ レッシャ セッショク ニ イタル スイキャク ノ コウドウ トクセイ
この論文をさがす
抄録
<p>我が国の鉄道のプラットホームで発生する鉄道人身障害事故やプラットホームからの転落の約60%は酔客が原因である.本研究の目的は,プラットホームに設置している防犯カメラ映像を分析し,プラットホームからの転落や列車接触に至った酔客の転落・列車接触時の行動パターンと転落前に見られる前兆行動を明らかにすることである.その結果,酔客の転落・列車接触時の行動パターンが3種類,転落前に見られる前兆行動が5種類あり,それぞれの行動の発生確率が判明した.また,酔客は転落・列車接触の直前までホーム上で静止しており,動き出してから数秒の間に転落・列車接触に至ったケースが全体の約90%を占めていた.このことから,駅員が前兆行動中の酔客を発見した場合は,速やかに酔客に声をかける等して,酔客の安全を確保することが重要である.</p>
収録刊行物
-
- 人間工学
-
人間工学 53 (2), 36-45, 2017-04-20
一般社団法人 日本人間工学会
- Tweet
詳細情報 詳細情報について
-
- CRID
- 1390282679516569728
-
- NII論文ID
- 130006733563
-
- NII書誌ID
- AN00199371
-
- ISSN
- 18842844
- 05494974
-
- NDL書誌ID
- 028168808
-
- 本文言語コード
- ja
-
- データソース種別
-
- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
-
- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可