書誌事項
- タイトル別名
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- Performance Confirmation Test of Secondary Execution Short Anchor Bolts
- ミジカイ アト セコウ アンカーボルト ノ セイノウ カクニン シケン
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説明
耐震補強として,縁端拡幅用の鋼製ブラケットあるいは落橋防止ケーブル設置用の鋼部材を既設のコンクリート橋脚へあと施工アンカーボルトによって固定する場合がある。あと施工アンカーボルトは既設コンクリートへの深い削孔を要し,内部鋼材を傷つける危険があるなど施工性には課題がある。そのため,主としてせん断力が支配的な構造への採用を念頭に,定着長を150mmまで短くしたあと施工アンカーボルトの基礎的な性能を検討した。その結果,浅い位置でのコンクリートの引張破壊を防止するか,破壊起点より深部におけるアンカーボルトの付着耐力をコーン状破壊耐力以上確保すること,加えて表層の局部的な圧壊を防止することができれば,せん断抵抗が支配的な構造に用いることで,ある程度信頼性のある耐荷性能を期待できる可能性が示された。
収録刊行物
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- コンクリート工学
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コンクリート工学 47 (11), 11_33-11_40, 2009
公益社団法人 日本コンクリート工学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679517491968
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- NII論文ID
- 10025411628
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- NII書誌ID
- AN00094169
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- ISSN
- 21862753
- 03871061
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- NDL書誌ID
- 10482217
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可