書誌事項
- タイトル別名
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- Estimation of Flexural Crack Widths of RC and PRC Beams
- RC ト PRCリョウ ノ マゲ ヒビワレ ハバ スイテイ ニ ツイテ
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説明
プレストレスト鉄筋コンクリート(以下,PRCと略記)や鉄筋コンクリート(同RC)梁の性能設計ではひび割れ幅の制御設計が一つのキーポイントである。本稿は中・大型のRCおよびPRC梁の曲げ試験によって,曲げひび割れ幅制御設計に必要な平均ひび割れ間隔,拘束コンクリートひずみに及ぼすスケール(梁せい),プレストレスレベルなどの影響を調べた研究を紹介するもので,次のような新知見を示している。①梁の曲げひび割れ間隔は梁せいに依存し,RC角柱の一軸引張試験のそれとは異なる。②RCとPRC梁の拘束コンクリートひずみ-引張鉄筋応力関係は全く異なり,両者に対する推定式を誘導している。③ひび割れ幅の最大値と平均値の関係を明確化し,スケールおよび平均プレストレスの影響を考慮するひび割れ幅制御設計のストーリーを提案している。
収録刊行物
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- コンクリート工学
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コンクリート工学 50 (12), 1092-1100, 2012
公益社団法人 日本コンクリート工学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679519003008
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- NII論文ID
- 10031126248
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- NII書誌ID
- AN00094169
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- ISSN
- 21862753
- 03871061
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- NDL書誌ID
- 024128480
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可