JIS A 6207「コンクリート用シリカフューム」の規格改正

  • 鳴瀬 浩康
    日本シリカフューム技術研究会(三菱マテリアル(株))
  • 長瀧 重義
    日本シリカフューム技術研究会(愛知工業大学)
  • 五味 秀明
    日本シリカフューム技術研究会(グレースケミカルズ(株))
  • 陣内 浩
    日本シリカフューム技術研究会(大成建設(株))

書誌事項

タイトル別名
  • Revision of JIS A 6207 “Silica fume for use in concrete”
  • JIS A 6207 「 コンクリートヨウ シリカフューム 」 ノ キカク カイセイ
  • Revision of JIS A 6207 ^|^ldquo;Silica fume for use in concrete^|^rdquo;

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説明

JIS A 6207「コンクリート用シリカフューム」が改正された。今回の主な改正点は,①強熱減量の規格値を,湿分を含まない値として「4.0%以下」とした,②我が国でのシリカフュームの主な用途である高強度コンクリートへの適用に対して,活性度指数を適切に評価できる水結合材比(W/B)30%のモルタルでの試験方法にした,ことである。あわせて,改正に向けた検討の中で,国内外で広く流通するシリカフュームの品質や海外の規格類の調査,さらに蛍光X線分析試験方法の導入に向けた検討や微量金属元素の含有量と溶出量調査も行った。

収録刊行物

  • コンクリート工学

    コンクリート工学 49 (12), 12_10-12_16, 2011

    公益社団法人 日本コンクリート工学会

参考文献 (6)*注記

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