書誌事項
- タイトル別名
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- A basic study for the sensitivity of hemoglobin-detection of RPHA method, LA method and colloidal gold agglutination assay in hemoglobin added artificial fecals
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説明
各種の免疫便潜血検査試薬の中から, 我が国の大腸がん検診でよく使用されているRPHA法のイムディア-HemSP, LA法のOCヘモディア, 金コロイド法のLタイプIGオートHemの3種類を選んで, 疑似便でのヘモグロビン検出感度を比較検討した。その結果, イムディア-HemSPのヘモグロビン検出感度限界域が15μgHb/g疑似便, OCヘモディアが30~40μgHb/g疑似便であり, LタイプIGオートHemでは25~35μgHb/g疑似便であった。また, 定量法であるOCヘモディアとLタイプIGオート Hemについて, カットオフ値を取扱説明書やメーカーの推奨する値 (双方とも100ng/ml) より低値に変化させてヘモグロビン検出感度を調べ, その時のカットオフ値の実用性についても検討した。その結果, OCヘモディアでは25ng/ml, LタイプIGオートHemで10ng/mlのカットオフ値では実用性がある結果となった。<BR>その時のヘモグロビン検出感度限界域はそれぞれ10~15μgHb/g疑似便, 7.5~10μgHb/g疑似便であった。
収録刊行物
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- Journal of Gastroenterological Mass Survey
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Journal of Gastroenterological Mass Survey 40 (3), 255-260, 2002
一般社団法人 日本消化器がん検診学会
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キーワード
詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679523364224
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- NII論文ID
- 130003355983
- 10008451746
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- NII書誌ID
- AA1140535X
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- ISSN
- 21867321
- 13454110
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可