国際標準化と日本鍼灸

書誌事項

タイトル別名
  • Standardization development in ISO/TC 249 related to acupuncture and moxibustion
  • JLOM関連委員会 国際標準化と日本鍼灸 : 国内規格とISO(第4回ISO/TC249全体会議報告)
  • JLOM カンレン イインカイ コクサイ ヒョウジュンカ ト ニホンシンキュウ : コクナイ キカク ト ISO(ダイ4カイ ISO/TC249 ゼンタイ カイギ ホウコク)
  • -国内規格とISO- (第4回ISO/TC249全体会議報告)
  • -Report of the 4th plenary meeting in Durban, South Africa, 2013

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説明

2009年に国際標準化機構(ISO)で設置が承認されたTC249では、 2010年の第1回全体会議 (北京) 以降、 2013年までに4回の全体会議を開催した。 この間、 鍼灸領域では、 鍼灸鍼の国際規格作成をscopeとするWG3と鍼灸鍼以外の医療機器の規格作成に特化したWG4の2つが設置され、 伝統医学領域の医療機器の国際規格策定が進められている。 <BR> 日本としては、 現在国内に存在する関連規格 (JIS規格;厚生労働省の定める認証基準など) と齟齬を来す国際規格が策定されぬよう、全体の流れを注視しつつ議論に参画しているが、TC249に出席しているメンバーのほとんどは、臨床家や医学研究者であり、必ずしも医療機器の専門家ではないことから、議論はしばしば平行線をたどり、ハーモナイゼイションは困難な場合が多い。<BR> 本稿では、TC249における規格策定に関わってきた日本のエキスパートのうち、アカデミア2名、メーカー2名に2013年の5月に南アフリカ共和国のダーバンに於いて開催されたTC249 4th Plenary MeetingにおけるWG3, 4における議論についてそれぞれの立場から論じて頂いた。

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