説明
洋上風力発電のための浮体式構造として, 建設コスト低減のための軽量化を図ったセミサブ形式の構造を考案し, 数値解析および模型実験により波浪動揺特性を検討した. 本浮体構造では, 係留システムおよび静水圧による復元剛性を極力小さく抑え, 各運動モードの固有周期を長周期に設定することにより, 波浪動揺量の低減化が図られている. 数値解析では通常のグリーン関数法から求められる線形流体力とともに非線形減衰力を考慮したモデルを開発し, 模型実験結果との比較から動揺特性の再現性を検証した. さらに, 実機に対する動揺解析の結果から, 暴風時の安全性および定格時の発電安定性を検討した
収録刊行物
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- 海岸工学論文集
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海岸工学論文集 53 806-810, 2006
公益社団法人 土木学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679526206080
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- NII論文ID
- 130003992066
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- ISSN
- 18848222
- 09167897
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- journal article
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- データソース種別
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- JaLC
- Crossref
- CiNii Articles
- KAKEN
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可