BEMとVOFを結合した波動場解析

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沖合から汀線までの広範囲にわたる波動現象を, 精度良く, 且つ, 比較的短時間で解析できる数値モデルの開発を目的に, 計算精度に優れ, 計算機の記憶容量や計算に要する時間が少ない境界要素法 (BEM) と砕波等の強非線形現象を解析できるVOF法を結合することを考えた.両手法を結合境界における流速と圧力の連続条件をもとに結合し, 基本的なアルゴリズムおよびプログラムを構築して試計算を行った.その結果, 現段階では幾つかの問題が残されているものの, 結合解析法は進行波だけでなく反射波についても両手法間で伝播可能であり, また, VOF法のみの計算に比べて格段に計算時間が短縮できることを確認し, その有用性を示した.

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  • CRID
    1390282679526267520
  • NII Article ID
    130003991279
  • DOI
    10.2208/proce1989.50.11
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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