水難事故予防のための離岸流調査に関する基礎的研究

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抄録

新海岸法では, [保全・環境・利用] が重要なキーワードとなり海域利用者の安全確保に積極的に関わる必要がある. そこで, 現地海岸での現実的な離岸流予測に関する基礎的調査を, 鹿児島大学と第十管区海上保安本部により実施した. の結果, ヘリコプターを用いた離岸流探査の有効性が示された. また, 流況を把握するために小型GPSセンサー付きフロートを作成しこのフロートを携帯することで, 遊泳者の漂流経路および漂流速度の定量化等が可能であることが示された. さらに, 今回現地観測を行った離岸流は, 地形の三次元性に起因するものであることが分かった.

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  • CRID
    1390282679526425344
  • NII論文ID
    130003991349
  • DOI
    10.2208/proce1989.50.156
  • ISSN
    18848222
    09167897
  • 本文言語コード
    ja
  • データソース種別
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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