短尺函体を用いた沈埋トンネル工法の検討

この論文をさがす

説明

従来の沈埋トンネルは, 臨港部の航路横断トンネルとして数多くの実績がある. しかし, 広大な函体製作ヤードが必要になること, トレンチ湊喋に伴い多量の残土処理が必要なこと, トレンチの同時湊喋範囲が広くなるため既設構造物への影響が懸念される場合があるなどの課題も有する. 本研究では, 短尺函体を用いることで上述の課題を克服する工法を提案する. 本研究では短尺化に伴う特徴を整理し, その技術的な課題を抽出した.技術課題として水中接合方法, 耐震性および施工時の波浪による動揺に着目し, 実験および数値解析によって検討した. その結果, 短尺函体を用いた沈埋トンネルは十分な実現性を有することが示された.

収録刊行物

被引用文献 (3)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ