少子高齢化時代における外国人労働者受入れ政策の経済学的分析

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タイトル別名
  • Economic Analysis of Migrant Workers under the Era of Aging Population in Japan
  • ショウシ コウレイカ ジダイ ニ オケル ガイコクジン ロウドウシャ ウケイレ セイサク ノ ケイザイガクテキ ブンセキ

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抄録

本稿の目的は, 一般均衡論的フレームワークを用いて, 日本における外国人労働者の特徴を明らかにし, その経済的インパクトを考察することである。「定住移民」と「出稼ぎ的外国人労働者」を峻別した分析により, 以下の3点が明らかになった。①日本における外国人労働者の大多数は, 軸足が本国にある出稼ぎ労働者である, ②出稼ぎ労働者の受入れは, きわめて大規模(ハリケーン)でない限り受入国の厚生を減少させる, ③定住移民の受入れは出稼ぎ労働者よりも受入国にとって好ましい。

収録刊行物

  • 国際経済

    国際経済 66 (0), 35-60, 2015

    日本国際経済学会

参考文献 (4)*注記

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