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- 深見 悌一
- 東京大学農学部農芸化学科
書誌事項
- タイトル別名
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- Studies on Pyrimidine Metabolism of a Pyrimidine Requiring Matant, <i>Asp. nidulans</i> P-S-2
- シジョウキン ピリミジン ヨウキュウ ヘンイカブ Asp.nidulans P-S-2 ノ ピリミジン タイシャ ニ カンスル ケンキュウ
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抄録
(1) ピリミジン要求変異株Asp. nidulans P-S-2の生菌体からの無菌抽出液中に含まれるピリミジン代謝に関係ある諸酵素について調べた結果,この粗酵素液中にはuridine hydrolase, cytidine deaminase, deoxycytidine deaminase, cytosine deaminase及びnucleotidase類等の酵素活性が存在することを確認した.<br> (2) C14-2-uracilを用いてのAsp. nidulans P-S-2の生育菌体内取り込みを調べた結果, RNA中のuracil及びcytosine, DNA中のcytosine及びthymine中に与えたuracilの比放射能と等しい比放射能の取り込みのあることを調べ,この変異株がほぼ完全にピリミジンの合成能を欠存していることを明らかにした.<br> (3) uracil+C14-AMP, uridine+C14-AMP及びdeoxyuridine+C14-AMPを補足した各培地におけるAsp. nidulans P-S-2の生菌体中への放射能の取り込みが調べられたが,その結果RNA及びDNA中のプリン区分への放射能の取り込みはピリミジン区分に比して大きく,かつプリン塩基対糠区分の放射能の比はRNA, DNAを通じて大体一致した.<br> また以上の実験条件下では放射能のピリミジンの糖区分への移行を概して少なく, trans-N-glycosidationは殆んど行なわれていないことを示すが, deoxyuridine+C14-AMPの場合比較的この移行が多かったことは菌の生育の実験結果と一致した結果であり, DNA nucleotide-RNA nucleotide間に糖部分の交換反応の行なわれている可能性を示している.
収録刊行物
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- 日本農芸化学会誌
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日本農芸化学会誌 35 (11), 1049-1057, 1961
公益社団法人 日本農芸化学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679538918016
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- NII論文ID
- 130001230866
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- NII書誌ID
- AN00196191
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- ISSN
- 18836844
- 00021407
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- NDL書誌ID
- 9172475
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- Crossref
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可