<i>Bacillus pulvifaciens</i>によるステロイドの酸化

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タイトル別名
  • Oxidation of Steroid by <i>Bacillus pulvifaciens</i>
  • ステロイド ト ビセイブツ ニ カンスル ケンキュウ 4
  • Studies on Steroid and Microorganisms. Part IV
  • ステロイドと微生物に関する研究第4報

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説明

(1) 当研究室において新たに分離,同定した菌株Bacillus pulvifaciens IAM N-19-2を用い,各種ステロイドに対し酸化醗酵を行ない相当する1-dehydro体を得た.<br> (2) 肩付コルベンを用いて∇4-3C=O型及び∇5-3βOH型ステロイドの酸化醗酵を行なうと∇1-4-3C=O型ステロイドを生成し酸化反応はその点でstopする.<br> (3) ∇5=3βOH型ステロイドを酸化する場合,∇4-3C=O型を経て後C1-2位の脱水素反応が起ることを知った.<br> (4) C17位に側鎖のないdehydroepiandrosteroneのタンク培養を行なうと-OH体を得,一方ではそのC1-2位の脱水素酸化体を,他方ではtriketoneを得た.<br> (5) 以上の実験結果からBacillus pulvifaciens IAM N-19-2菌株が行なうdehydroepiandrosteroneの酸化径路を推定した.

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