コガネムシの生態と防除に関する研究 3. 宮古島におけるアオドウガネ幼虫の生態

Search this article

Description

宮古島におけるアオドウガネの経過習性は卵期が10日1令28.5日,2令30.8日および3令幼虫期が94.5日であった。野外における幼虫の発生は,新世代幼虫が6月から急に増え7~8月にピークに達した。<BR>サトウキビ畑における令構成は,卵が5~6月に集中し,7月は少なくなった。1令幼虫は6~9月,2令は7~12月,3令幼虫は7月から始まり9月11月に最も多くなった。<BR>原野での卵期は6月に集中し7月には少なかった。1令幼虫期は7月,2令が7~9月,3令幼虫は,9月から始まり10月にはほとんど3令に達し,翌年の3月まで経過した。<BR>幼虫の生息分布は,サトウキビ畑で深く原野では浅いところに分布した。年間をとおして大半が20cmの深さに集中分布し,卵はまれに40cmの深さから回収される時もあった。

Journal

Citations (2)*help

See more

Details 詳細情報について

  • CRID
    1390282679540939904
  • NII Article ID
    130003635810
  • DOI
    10.4241/kyubyochu.24.136
  • ISSN
    18840035
    03856410
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

Report a problem

Back to top