ブドウトラカミキリの防除法に関する研究 (第2報) 秋期の防除効果について

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1. 10月散布による防除効果とその効果発現の要因について検討した。<BR>2. トラサイド乳剤200倍液の10月散布は,いずれの試験例でも高い防除効果を示し,この時期の防除法は実用性が大きいと考える。<BR>3. 防除時期と効果の関係は,10月散布の効果が最も高く,11月,12月の順に防除効果が低下した。<BR>4. 10月散布の効果は,この時期の食入幼虫が小さく(体長3mm以下)食害量が少ないために薬剤の感受性が高いものと考える。<BR>5. 10月散布のブドウに対する薬害は少なく,この時期の散布はブドウトラカミキリの一防除法として期待される。

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  • CRID
    1390282679541780864
  • NII Article ID
    130003635536
  • DOI
    10.4241/kyubyochu.19.80
  • ISSN
    18840035
    03856410
  • Text Lang
    ja
  • Data Source
    • JaLC
    • Crossref
    • CiNii Articles
  • Abstract License Flag
    Disallowed

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