Dispersal of strawberry anthracnose in symptomless plants infected with <I>Glomerella cingulata</I> by rainfall and irrigation.

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  • 潜在感染株からの降雨および灌水によるイチゴ炭疽病菌 (<I>Glomerella cingulata</I>) の飛散
  • 潜在感染株からの降雨および潅水によるイチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)の飛散
  • センザイ カンセンカブ カラ ノ コウウ オヨビ カンスイ ニ ヨル イチゴタンソビョウキン(Glomerella cingulata)ノ ヒサン
  • 潜在感染株からの降雨および灌水によるイチゴ炭疽病菌(Glomerella cingulata)の飛散

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イチゴ炭疽病に潜在感染した株からの本病原菌の飛散状況を明らかにするため,降雨および灌水によって飛散した水における本病原菌量を選択培地を用いて調査した。人工降雨条件下において,接種により潜在感染した株から本病原菌の飛散が認められ,また,萎凋株からは潜在感染株に比べ多量の本病原菌が長時間にわたり飛散した。前年秋季に葉で病斑を認めた株のうち翌春以降に再発病するものは少なかったが,3 月下旬~4 月上旬以降に本病原菌の飛散が認められるものが多かった。潜在感染株のうち夏季に発病する株では,発病前から多量の飛散が認められた。潜在感染株からの本病原菌の飛散量は発病株に比べ少ないものの,降雨および灌水により飛散が長期的におこるため,潜在感染した親株は育苗期における本病の主要な第一次伝染源になると考えられる。

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