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- 中村 百合子
- 同志社大学
書誌事項
- タイトル別名
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- Development of Michio Namekawa's philosophy on "Reading Guidance (DOKUSHO SHIDO)" : from the Pre- to Post-WWII
- ナメカワ ミチオ ノ ドクショ シドウ ロン ノ ケイセイ センゼン カラ センゴ エ
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説明
本研究では,戦後の日本において読書指導の実践および理論の発展を導いた滑川道夫の読書指導論がいかに形成されたかを,氏の読書指導の定義の戦前と戦後に注目して検証した。具体的には,1950年までの氏の著述を時系列に整理・検討した。結果,滑川の読書指導の定義の戦前から戦後への連続と断絶の各面が明らかになった。滑川は1930年代後半期に,児童文化運動の広まりのなかで,読書指導への関心を深めており,1941(昭和16)年に出版された共著書『児童文化論』中に,戦後の同氏の読書指導論の本格形成につながる端緒が認められた。その後,終戦後の占領下にあって,CIE教育課側の指示を契機に滑川の読書指導論は具体化され,指導要項として整理された。そして1949(昭和24)年になる頃までには,戦後をとおして氏がもちつづけた,生活指導に統合される読書指導という考えを構成する重要な要素が見出されていた。
収録刊行物
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- 日本図書館情報学会誌
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日本図書館情報学会誌 54 (3), 204-221, 2008
日本図書館情報学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679544061440
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- NII論文ID
- 110007087482
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- NII書誌ID
- AA11333306
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- ISSN
- 24324027
- 13448668
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- NDL書誌ID
- 9670866
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDLサーチ
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可