書誌事項
- タイトル別名
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- A prosthetic treatment for a case of retained deciduous teeth along with a low positioned occlusal height.
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説明
<p>11歯の乳歯晩期残存と18歯の永久歯先天欠如, ならびに低位咬合を伴った非常に稀な症例に対し, 補綴処置により形態的, 機能的回復をはかった。</p><p>患者は42歳の男性で, 咀嚼機能障害, 審美障害, 発音障害を訴えて来院した。治療に際しては, 可能な限り残存歯を保存し, 乳歯も支台歯として利用すること, および適正な咬合位を設定し咀嚼機能と審美性の改善をはかることを指針とした。テンポラリー・レストレーションで3カ月間経過観察し, 支台歯および顎機能の再評価を行い, 試着性レジンセメントを応用した固定性橋義歯による補綴処置を行った。顔貌の形態的観察, X線写真, および下顎運動記録による術前と術後の状態を比較検討したところ, 改善が認められ, 良好な経過を得ている。</p>
収録刊行物
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- 岩手医科大学歯学雑誌
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岩手医科大学歯学雑誌 14 (1), 47-54, 1989
岩手医科大学歯学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679568684544
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- NII論文ID
- 130006209877
- 80004670184
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- ISSN
- 24241822
- 03851311
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- 本文言語コード
- ja
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- 資料種別
- departmental bulletin paper
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- データソース種別
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- JaLC
- IRDB
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可