<b>850℃を下回る温度での微量PCB汚染絶縁油等の</b><b>焼却処理 </b>

  • 浦野 紘平
    横浜国立大学名誉教授 (有)環境資源システム総合研究所
  • 浦野 真弥
    (有)環境資源システム総合研究所

書誌事項

タイトル別名
  • Incineration Treatment of Insulating Oil etc. Polluted with Trace PCB at a Temperature below 850℃
  • 850℃を下回る温度での微量PCB汚染絶縁油等の焼却処理
  • 850℃ オ シタマワル オンド デ ノ ビリョウ PCB オセン ゼツエンユ トウ ノ ショウキャク ショリ

この論文をさがす

説明

<p>低濃PCB廃棄物は900℃~1,150℃で処理されていることが多いが,700℃でもPCBが完全分解できるとの報告がある.そこで,実際の廃棄物焼却施設で,微量PCB汚染絶縁油を835±15℃,ガス滞留時間2秒以上で処理し,排ガス,排水,燃え殻,煤塵のPCBやダイオキシン類の濃度,敷地境界のPCB濃度が基準値より大幅に低いことを示し,多くの廃棄物焼却施設で微量PCB汚染絶縁油等の処理が行えることを実証した.</p>

収録刊行物

  • 環境技術

    環境技術 45 (8), 423-428, 2016

    環境技術学会

参考文献 (4)*注記

もっと見る

詳細情報 詳細情報について

問題の指摘

ページトップへ