ケルビン法でみた有機/金属界面の電子構造—バンドの曲がりと巨大表面電位発生—

書誌事項

タイトル別名
  • Electronic structure at organic/metal interfaces studied by Kelvin probe method

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説明

シリコンをはじめとする無機半導体と同じように,有機半導体においても界面でバンドは曲がるのだろうか? われわれはこの問題を明らかにするため,超高真空下で単分子層からμm近くまでの広い膜厚にわたる有機膜の表面電位測定をケルビン法によって進めてきた.本稿では,フェルミ準位の一致を伴うバンドの曲がりについての検証結果を報告するとともに,有機分子のもつ永久双極子の自発的配列に伴い発生すると考えられる巨大表面電位の発生現象(広義のバンドの曲がりの一種)も紹介する.

収録刊行物

  • 応用物理

    応用物理 71 (12), 1488-1492, 2002

    公益社団法人 応用物理学会

詳細情報 詳細情報について

  • CRID
    1390282679572605184
  • NII論文ID
    130003594466
  • DOI
    10.11470/oubutsu1932.71.1488
  • COI
    1:CAS:528:DC%2BD38XptlWksbo%3D
  • ISSN
    21882290
    03698009
  • データソース種別
    • JaLC
    • CiNii Articles
  • 抄録ライセンスフラグ
    使用不可

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