カルシウムカーバイドと塩化マグネシウムより直接法および間接法 (二段法) により生成する水酸化マグネシウムの比較
書誌事項
- タイトル別名
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- On Comparison of Direct and Indirect (Two Stage Method) Preparation of Magnesium Hydroxide from Calcium Carbide and Magnesium Chloride
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説明
以上を要約すると,<BR>(1) CaC2(市販品) と, 化学用CaOより水和して得られる石灰乳のCaCO3化を比較して, 前者は生成直後CaCO3の存在せぬことを認めた.<BR>(2) CaC2とMg(OH)2を得る直接法と, 一度水でCa(OH)2を造つた後MgCl2と反応せしめる二段法を比較して, 工業原料である苦汁の濃度付近では, 直接法のMg(OH)2は濾過性, 結晶子の大きさ共に大, かつCaOの含有率小なることを実測し, 著者らの従来の推測からその理由を説明した.
収録刊行物
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- 日本塩学会誌
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日本塩学会誌 12 (4), 180-184, 1958
日本海水学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679573635712
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- NII論文ID
- 130004417273
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- ISSN
- 21870322
- 03695646
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可