書誌事項
- タイトル別名
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- Preparation of Rayon-Based Chelating Fiber for Boron Removal by Radiation-Induced Graft Polymerization
- ホウシャセン グラフト ジュウゴウホウ ニ ヨル レーヨン キザイ ノ ホウソ ジョキョヨウ キレート センイ ノ サクセイ
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抄録
放射線グラフト重合法を適用して,レーヨン繊維にグリシジルメタクリレート (GMA) をグラフト重合した.つづいて,付与したポリGMA鎖にN-メチルグルカミン (NMG) を固定し,ホウ素除去用レーヨン基材キレート繊維を作製した.得られた繊維のNMG基密度は,1.9 mmol/gであった.同様に,6-ナイロン繊維にNMGを1.9 mmol/gの密度で固定したナイロン基材キレート繊維も作製した.2種類の繊維を高さ10 mmで充填したカラムにホウ素溶液を流通させ,ホウ素吸着性能を評価した.150 mg-B/Lの供給液濃度に対する平衡吸着容量は,どちらの繊維でも一致し,15 mg-B/gであった.一方で,空間速度40 h-1でのレーヨンおよびナイロン基材キレート繊維の動的吸着容量は,それぞれ9.4および4.5 mg-B/gであった.
収録刊行物
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- 日本海水学会誌
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日本海水学会誌 70 (4), 255-260, 2016
日本海水学会
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詳細情報 詳細情報について
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- CRID
- 1390282679573956352
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- NII論文ID
- 130006101524
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- NII書誌ID
- AN0018645X
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- ISSN
- 21859213
- 03694550
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- NDL書誌ID
- 027588592
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- 本文言語コード
- ja
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- データソース種別
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- JaLC
- NDL
- CiNii Articles
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- 抄録ライセンスフラグ
- 使用不可