海水資源に関する電解質の溶解度モデルの開発

  • 前田 光治
    兵庫県立大学大学院工学研究科機械システム工学科環境エネルギー工学部門
  • 高本 佳典
    兵庫県立大学大学院工学研究科機械システム工学科環境エネルギー工学部門
  • 倉持 秀敏
    独立行政法人国立環境研究所 循環型社会・廃棄物研究センター
  • 朝熊 裕介
    兵庫県立大学大学院工学研究科機械システム工学科環境エネルギー工学部門
  • 福井 啓介
    兵庫県立大学大学院工学研究科機械システム工学科環境エネルギー工学部門

書誌事項

タイトル別名
  • Electrolyte Solution Model for Seawater
  • カイスイ シゲン ニ カンスル デンカイシツ ノ ヨウカイド モデル ノ カイハツ

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抄録

海洋資源の大半は電解質であり,主としてイオンとして溶解状態にある.その70 wt%以上は塩化ナトリウムであるが,塩化ナトリウム以外にも多くの電解質資源が溶解している.ここでは,海水中の電解質の回収分別操作の開発を目指して,海水中に含まれる主な電解質に適用できる電解質溶液モデルを検討した.電解質溶液モデルは,高濃度多成分系にも適用できる電解質NRTL(Non-Random Two Liquid)モデルである.海水中に溶解している主な電解質に関する2成分系(水+単1電解質)の溶解度データを電解質溶液モデルで整理し,塩の溶解度積パラメータを求めた.そして,いくつかの3成分系(水+2成分電解質)の溶解度データを電解質溶液モデルで検討した.

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参考文献 (13)*注記

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